no.5 あまり好きになれなかったカメルーン料理 サンガ
サンガ、いろんな呼び方があると思うが、ここではサンガと呼びます。
縁起のいい食べ物とわかっているけど・・・
キャッサバ(マニョック)の葉とコーン、パーム油、砂糖で味付けを料理。
イベント時やお客を招くときに振舞われる料理。
日本でいうとお赤飯に近い料理かもしれません。
ただ、この料理、ほとんど味がしません。食べるときに大量に砂糖を混ぜて食べます。僕には何が美味しいのか分かりません。この時も体に流し込みました。
で、日本人やから美味しく感じないのかと思ったので、カメルーンの若者に聞いたところ彼も好きでないとのことでした。手間がかかっていて、出されたから食べるとのことでした。日本でも同じような光景はよくあると思います。甘い=縁起がいい=貴重な食べもの。
まあ、このやり取りで、日本人とカメルーン人の味覚はさほど違わないんだと思いました。実際、カメルーン料理のほとんどは美味しいです。ダシを使ったり、塩を上手く使ったり、燻製で香ばしさを入れたり、大抵の料理が美味いです。僕もカメルーン料理は好きです。
調理方法・・・サンガ
せっかくなので調理風景を紹介します。
これはナイフで細かく刻むために片手に葉っぱを集めている様子です。ある程度集まったら足元にあるナイフで細かく切ります。
刻んだ葉っぱを火にかけ茹でます。ゆでる時間はかなり長く、ここで苦みやえぐみをなくします。僕はこの作業で苦みなどの他栄養素も全て無くなってしまうと思いました。
きっとガスは高いので三石釜戸でしたんだと思います。気なら一応ただなので。
冷凍しておいたパーム油をそのまま投入。このままじっくり煮込みます。
そしてコーンを入れて煮込みます。この段階では、調味料は油以外一切入ってません。
ひたすら混ぜます。そして水分がなくなったら完成です。
食べる時に、砂糖を大量に入れて食べます。
以上が調理方法です。
まあ、あまり好きでないカメルーン料理ではありますが、ありがたくいただきました。
皆さんももし食べる機会があれば、出されたものだけでも食べてください☆