no.10 僕の住んでいた村紹介1
そろそろ僕が2年間住んでいた村バチェンガを紹介します。
バチェンガは首都から車で2時間ほどの距離にあり、大きく見ると16の村からなるバチェンガ市で、僕はその中心部に近いバチェンガ村に住んでいました。人口はおそらく、バチェンガ市で16,000人、バチェンガ村で1200人ほどらしい。いやそんなにいたかな?
村のまちなみ
まー、なんもない場所です。簡単に作った家ばかり。のんびりとのどかなところです。
一番栄えている場所に行けば、ある程度お店はあります。食材も意外と揃います。歩いて30分くらい、大抵はバイクタクシーに乗って移動していましたが。
住んでいた家
僕が住んでいた家です。あー懐かしい。さらに僕はこの家の一室だけが僕のプライベートスペースでした。
そーいえば、僕が初めてバチェンガに訪れた時、予定していた家が突然日本人を受け入れないって言い始めて、家どうしよっかなーって途方にくれたことあったなー。
結局この家に泊めてもらった時、この家のマダムが優しかったから、「ここに住みたい」って伝えて決まった感じだったな。結果カメルーン人と同居することになり、しんどいことも良いこともあったな。なんてその時のことを思い出しました。
で僕の部屋です。
これは1年以上経過した時の写真。ハンドメイドやせっけん作りなどの実験で部屋がごちゃごちゃしてたな。
ちょっと角度を変えて。カバンづくり頑張ってたな。
で、勉強机。ここで停電しても、ローソクや充電ライトなどで、勉強や資料作りを頑張ってました。
まあ、わかる通り、4畳半くらいの場所に住んでいました。いや、学生やん!みたいな感じでした。他の隊員は一軒家に住んでいたのに。。。
うらやましくもあり、まあ、でも慣れるもんで。
そして、トイレ兼水浴び場(シャワー)です。
もちろん、水は出ません。
下の大きなバケツに井戸の水を溜めて、水浴びしていました。
しかも、たらいの上に立ち、体に水をかけ、その水をもう2.3回使い、その後洗濯の水に使い、トイレに流していました。もちろんトイレも水は出ません。
そんな感じで、きれいな水はとれも貴重でしたね。
まあ、そんなこんなで何とか2年間ここで過ごすことができ、良かったです。